有機物磁気熱分解


「 有機物 」
燃やさず分解

有機物磁気熱分解エネルギー変換装置

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環境を守り、温室効果ガスの削減に寄与します
​有機物資源の有効活用・資源リサイクル装置です
導入効果で経費節減、新たな収益化も見込めます

分解対象物(エネルギー源)は

有機物全般です

● 事業系有機物
  ダンボール・紙類・乾燥家畜糞・乾燥食品残渣・建築廃材等

● 木材系有機物
  間伐材・被災木材・乾燥剪定材・枯木・おがくず等

● 農業系有機物
  もみ殻・稲・麦わら・農業用ポリエチレン類等

● 化学系有機物
  ペットボトル・ビニール・プラスチック類・化学繊維
  紙オムツ等 ※ 塩ビ系はご相談ください

※ 上記等の有機物の含水率が30%を超える場合は
  乾燥するか他の乾燥有機物と混合して投入
※ 有機物の中でも炭素(C)含有率が高い
  もみ殻・木質材が有効



「 有機物 」
燃やさず分解

有機物磁気熱分解エネルギー変換装置

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有機物磁気熱分解エネルギー変換装置 発電仕様フロー

MG-22Eh 発電フロー図


分解原理

有機物の分解熱利用

1. 外気を遮断した分解室内の温度が温まり
  排気移動により負圧状態となります

2. 負圧状態において一定の温度以下で
  装置内に外部から空気が流入します

3. 空気は強力な磁気発生装置内の磁場を通過し
  マイナスイオンとなります

4. マイナスイオンは分解室内温度400℃前後で
  プラズマ状態となり、流入した希薄な空気中の
  酸素が反応しラジカル化します


  ※ ラジカル:通常原子や分子の外周は2個対の電子で
         安定した状態を保っている
         電子が不対状態になることを言い

         この状態になると他の原子や分子から
         電子を奪い取り安定しようと活発な反応を示す


  ※ プラズマ:気体を構成する分子が電離した状態
         正の電荷を持つイオンと

         負の電荷を持つ電子とに
         別れて自由に飛び回っている状態

5. このマイナスイオンが分解機内に
  投入された有機物の炭素(C)分子と反応し
  接触面で激しい熱分解反応が起こり
  燃料がなくても有機物を酸化分解する

6. 同時にこのマイナスイオンの作用により
  有害な物質とも反応し、残渣物のMGパウダーは
  無害化し安定した物質に変化する

7. 排気ガスはリアクターで処理し環境基準値内で排出される

株式会社日省エンジニアリング
MG22Eh関連 PAT3件 PAT.P3件
PCT出願中複数件(2022年9/E 現在)

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仕様説明

運転仕様電気制御による自動運転
最大投入量MAX 4.0m³
MG22Eh-5MR 仕様・定格
仕様・定格総重量約 3200kg
寸法巾2370mm 長さ2310mm高さ3475mm
電源単相 200V 0.4~1.0Kw/h
運転制御有機物充填後自動制御式
マグネットホルダー16基
室内設置仕様本体外部温度 50℃未満
投入口外扉・内扉電動開閉
稼働温度自動調整設定可動範囲 常温~300℃
イオン化空気の取入熱分解室=温調自動制御
排気ガス
自燃装置リアクター
MGRT-200
自動給水流出水蒸気=蒸気圧 0.2~0.4MPa
安全弁作動圧0.2MPa
寸法巾 1250mm 長さ 720mm 高さ 2640mm
バーナー用オイルタンク灯油 198L
バーナー用ノズル固定式 0.75G
付属品階段
オプション(OP)高圧給水ポンプ
環境負荷軽減装置
pH調整器
リフター
乾燥機
貯湯槽1500L
蒸気発電装置2Kw/h


設置について

MG22Eh-5MR最小設置寸法
コンクリート打設床10cm以上
天井までの高さ5m
設置搬入間口3m×奥行き4mの施錠できる場所
関連設備
電気設備(単相200V)
給排水衛生設備工事、給排気設備工事など

選任技術者により、本装置の関連設備を含めた工事を
設置スペースやボイラー等の既存設備等状況に応じて
対応させていただくことで安心確実な運用が可能です

〇 設置スペースやボイラー等の既存設備等状況に応じた対応が可能です
〇 本装置に伴う関連設備工事を一括、設計及び施工管理を行うことも可能です
〇 本装置の効率的な可動方法について選任オペレータが
  設置時一定期間派遣して運用担当者様に指導いたします
〇 既存設備施工、運用している地元関連業者様との連携にも対応いたします

保守サポート
独自の保守サービスネットワークを展開して維持メンテナンスを行います

〇 本装置は保守を目的としたメンテナンス契約制度を導入しており
  必要に応じた点検を有償にて実施いたします
〇 通常運用のご質問や効率的な稼働について、ご相談をお受けいたします
〇 消耗部品の交換については実費にて行います
〇 本装置関連の環境問題や経営問題に関するコンサルティング対応も
  別途お受けいたします

※ 設置後、他から持込廃棄物処理は違法となりますのでご注意ください
※ 本装置の改造は違法となる場合がありますので
  当社または製造元へのお問い合わせなしでの改造はしないでください

熱分解装置の要件
廃棄物処理法施行規則第1条の7の2、H17.1.12環境省告示第1号により
熱分解装置としての要件が定められています

熱分解室内の廃棄物を
燃焼させない構造

 熱分解室に限界酸素濃度を超える酸素が
 侵入しない構造であること

熱分解室内の温度・圧力を
適正に保つ構造

 炭化水素油、炭化物生成に必要な温度と
 圧力を定期的に測定する構造であること

排出された炭化物は
冷却されて排出される構造

 熱分解処理に伴って生じたガス以外の
 炭化物が発火に至らない温度まで
 冷却出来る構造であること

処理に伴って生じた
不要なガスの適正処理

 熱分解処理に伴って生成される
 炭化水素油の重量は処理廃棄物の
 40%以上であること

熱分解処理に伴って生じた
ガスの排出口以外からの漏洩防止

 熱分解処理に伴って生じたガスは
 外部に漏洩させない構造であること

排出口から残渣の飛散防止
及び黒煙の排出防止

 熱分解処理に伴って生じた残渣が
 飛散しないようにするとともに
 汚染度が25%を超える黒煙が
 排出されないこと

熱分解処理に伴って
生じたガスの処理

 熱分解処理に伴って生じたガスは
 薬液洗浄、活性炭吸着等により
 ガス燃焼させずに適正処理すること

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